みなとトピックス

みなとトピックス

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの事

気難しそうに見えて友好的な、真っ白な毛のテリア犬。生まれはスコットランドの高地。毛は美しい白色ですが、猟犬として活躍するのに適した剛毛なのがおもしろいところ。◎かかりやすい病気⇒心臓の病気、皮ふの病気◎寒さに強い?⇒普通◎運動量は?⇒1日2回の散歩が望ましい。よくなつく半面、気に食わないことに対しては抗議もします。飼い主にも忍耐力が必要です。引用/いぬのきもち特別編集『犬との暮らし大事典』株式会社ベネッセコーポレーション65ページ

ビション・フリーゼの事

綿ような毛をもつぬいぐるみみたいな小型犬。しっかりしつけて楽しい家庭に。『フリーゼ』とは縮れ毛という意味で、綿毛のようなデリケートな巻き毛が特徴的な犬です。毛は細く真っ白。触るとフワッと押し戻す;形状記憶;のような弾力のある毛質が魅力です。◎かかりやすい病気⇒ひざの病気、歯の病気◎寒さに強い?⇒普通◎運動量は?⇒1日2回の散歩が望ましい。見た目はまるでぬいぐるみですが、快活で陽気な性格のため家庭犬としてのマナーはよく覚えてくれます。きちんとトレーニングをすれば初心者や忙しい人にも飼いやすいでしょう。太りやすいので散歩はマメに。引用/いぬのきもち特別編集『犬との暮らし大事典』株式会社ベネッセコーポレーション62ページ

 Q1我が家の2匹の猫は毛玉を吐いた事が無く猫草も与えていません。最近観葉植物を育て始めたのですが2匹とも苗を引き抜きます。猫草を用意すべきでしょうか?

観葉植物はとりあえずやめとこうか!ネコが毛玉を吐かないという問合せが多いんだけど、吐かないほうが当たり前。ちゃんと被毛の手入れができていれば毛玉は吐かなくていい。それからネコが草を食べる理由は毛玉を吐くためではない!もともと捕食行動の一部に獲物の被毛をむしる行動がプログラムされているので時々、そのむしる行為が葉っぱを食べる行為として発現する事があるだけ。食べてしまうネコに対してはその植物に含まれている成分まで把握できないから、鑑賞用で売られている植物は基本的に口にしないように工夫してほしい。植物の毒性に関する資料を集めてみたけれど残念ながらわかっていないこと多く、毒性の全くない植物を探すほうが難しいくらい。その毒性もヒトに対するもので、ネコはもっと敏感なはず。病院で使用する薬だってヒトが当たり前に使えていても、ネコには使えないものが多くて苦労しているくらいなんだから。引用/『またまた猫医者に訊け!』株式会社KADOKAWA009ページ

Q2新入りの猫を迎えてから、先住猫が自分の尻尾の付け根の毛をむしるようになりました。この癖は治らないのでしょうか?

一番の原因は環境の変化!ネコが先の尖った葉っぱを執拗にむしったり、自分の毛を故意に抜いたりする行為は、本来、捕まえた獲物を食べる為に毛をむしる事が転化したものとされている。動物園で飼育されている小型のネコ科の動物でも同じようなことが起こるようで、その場合、荒治療で毛のついたままのトリを食べさせたりすると改善する。ひどい場合には舐めすぎて皮膚病になってしまったりするから、この治療はまず原因を探すところから始めるしかない。引っ越しや部屋の模様替え、あるいは単なる来客など、ヒトにとって普通のことがネコには普通じゃない。まず視点を180度変えて原因を探してみて。ある程度原因が絞り込めれば対策の取りようはあるのだけれど、まったく原因が見当たらないケースも少なくない。時間が解決してくれることもある。臨床の現場では、仮に原因がわかってもどうすることもできず、ある程度の投薬を試みる。精神的に不安を取り除く薬や、特定のビタミンや栄養素の添加など。ウールサッキング(※服やタオルを食べてしまう事)と同じで、決定的な改善法は見つけにくい。根気と愛情で乗り越えるしかないかな。引用/『またまた猫医者に訊け!』株式会社KADOKAWA083ページ

Q3オシッコを1日に1回しかしません。こんなに少なくて大丈夫なんでしょうか?

ネコの場合は1日4回までが正常な排尿の回数!ヒトの場合は1日8回まで。ネコは基本的に食べ物から水分を得る動物なので、水を飲むことはあまり上手じゃなく、オシッコの量は少ない。正確なデータとしては、ネコの飲水量=1.2XRER(安静時エネルギー要求量)となり、だいたい1日に200~250ccとなる。呼吸からの蒸発を考慮しても1日だいたい200ccくらいのオシッコの量が正常値。これがもし体重1kgあたり60cc以上の量になると異常で、オシッコが多いと感じたら一度検査をしてもらったほうがいい。反対にオシッコの量が少ない原因はいくつか考えられる。一つは温度。室温もそうだけど、水の温度が低すぎるとネコは水を飲む量が極端に減ってしまう。ヒトは8℃の水が清涼感があって一番美味しいと感じるらしいがネコは25℃くらいの温度を一番喜ぶ。もう一つは食事の問題。特にドライフードだけで管理している場合、ものぐさなネコは水をあまり飲まないことがある。塩分の少ない良質なキャットフードほど、そうなりやすい。だからといって塩分を増やして水をたくさん飲ませるようにするのは腎臓に負担をかけるので、ネコの食事は成分を吟味してほしい。引用/『またまた猫医者に訊け!』株式会社KADOKAWA010ページ

Q4時々、自分の尻尾を追いかけておかしくなったかのようにグルグル回ります。これは何なのでしょう?

これはちょっと問題あり!常同行動という診断になると推察できる。イヌには多いけど、ネコの尾追い行動はかなり珍しい。臨床経験からはシャムネコなどのオリエンタル種でしか見たことがない。ヒトでいうと強迫性障害になるんだろうけど、質問者さんのネコが精神疾患というわけではないから、少し説明を聞いて。以前テレビ番組の制作に携わっていた頃、尻尾を追いかけて高速回転をするイヌが絵的に面白いということになった。私はその行動疾患の可能性があるから取り上げることに抵抗があったが、当時はイヌやネコの異常行動に対する認識はまだなく、結局テレビで放送された。イヌの場合、そういった症状は興奮しすぎた時に見られる。普段は普段で、ネコの場合も共通して、何かのきっかけで突然始まる。臨床的には興奮しすぎないような薬を使うことが一般的だけど、ネコに関してはあまり効果が感じられない。ということは病気というより、周囲に問題があるのではないかということ。環境を変えることで改善は見られるので、獣医師指導を受けながら、根気良く試してもらいたい。「猫の尻尾」という慣用句は「あってもなくてもどちらでもいいこと」なので、ネコに尻尾があることを忘れさせるような気持ちで付き合ってあげるのもいい方法かも。引用/『またまた猫医者に訊け!』株式会社KADOKAWA052ページ

Q5もうすぐ4歳になる猫が歯ぎしりのようなジャリジャリとした音を時々出します。嚙み合わせが悪いのでしょうか?

すぐに病院に診てもらって!健康なネコなら、上の歯と下の歯がこすり合わさる音は出ない。ネコの歯は臼歯といってもヒトのように臼の形ではなく、鋭く尖っている。奥の歯も食べ物をすりつぶす目的ではなくて、嚙み切ることに特化されている。イヌはネコに比べて丸っこい臼歯を持っていて、そのことが肉食から雑食へ移行している根拠とされている。そして健康なネコの場合、正中咬合といって上下まっすぐにしか嚙み合わせができないから、原則的に歯ぎしりの音はないことになる。考えられる原因は神経の病気や顎の異常など、歯の問題だけではないことが多いので、動物病院で詳しく調べてもらってほしい。引用/『またまた猫医者に訊け!』株式会社KADOKAWA084ページ

Q6ワクチン接種以外に、猫の定期検診はどれくらいの頻度で受けたらいいのでしょうか?

定期的な検査では病気は見つかりにくい。常日頃の観察が一番大切で、傾向を把握してもらいたい。たとえば「いつもより食べない、飲まない」はみんな気づくけど、「いつもよりたくさん食べる、飲む」はわりと見逃される傾向にある。体重も尿量も全体的に少なくなったのはわかりやすいけど、増えたことはなんとなく良いことだと思っているに違いない。また徐々に変化していると、数ヶ月前と比較することができない。だからちょっとでも「変化」があった段階ですぐに、獣医に診せて、訊いてみることが大切。一度では獣医も「変化」に気づきにくいから、「経過」がわかるように何度か足を運んでほしい。よく「セカンドオピニオン」とか言って、途中から違う病院を転々とする飼い主がいるけれど、「経過」がわからないで後出しジャンケンみたいなことをしてもあまり意味がないと思う。ネコのワクチン接種率ですら、日本は先進国のなかで最低水準だから、まずはそこから考えないと。ネコの「異常」を見つけてからではなく「変化」を見つけたら、とりあえずネコ本人を連れて病院に行ってみよう。電話やメールではいくら説明されても獣医師はわからないからね。百閒は一見にしかずって言うでしょ?引用/『またまた猫医者に訊け!』株式会社KADOKAWA094ページ

Q7最近ペットのお葬式をする人が多いそうですね。古代エジプトでも猫のお墓が見つかっていますし、ペットを大切な家族だと感じる気持ちは古今東西変わらないのでしょうか?

ペットにお墓を作るのが当たり前なのは日本くらいかな。ニューヨークにいた時、死んだネコが袋に入れられて動物病院に持ち込まれるのを見たことがある。昨日まではあんなに可愛がっていたのに、まryで郵便局に荷物を預けるかのように。エジプトのネコのミイラは残念ながらヨーロッパで畑の肥料として使われてしまったらしい。死んでしまった動物の扱いは国や宗教によってまちまちだということがわかる。たとえばアメリカでは死んでしまった金魚はトイレに流すようだが、日本ではアイスキャンディーの棒を卒塔婆にしてお墓を作る。50歳を過ぎた後輩の獣医も、飼っていた金魚が死んでしまった時、コンビニにアイスキャンディーを買いに行っていた。ただし、死をいつまでも引きずることは感心しない。その後も自分たちが頑張って生きていくことを誓うために葬儀をするべきで、また新しい命を迎えてあげればいい。その獣医もしばらくしょげていたが、水槽の水を入れ替えて今は新しい金魚を飼っている。子供の頃からこんな習慣を教えてあげるようにしたいものだね。引用/『またまた猫医者に訊け!』株式会社KADOKAWA116ページ