みなとトピックス

みなとトピックス

ペット・ロス

動物(ペット)が教えてくれたこと、残していってくれたこと、いろいろなことを考えるといなくなって寂しい気持ちもあるけれどそれよりも一緒に暮らした日々、楽しかった思い出の方がずっとずっと大きな財産。引用/鷲巣月美編『ペットその時あなたは』三省堂新版1ページ

ペット・ロス ◎動物医療の現状と問題点

獣医師の立場からペット・ロスに関して飼い主の方々に、ぜひ知っておいていただきたいことをお話しします。ここで最も大切なことは信頼できる獣医師を見つけることです。つまり、病気、検査、診断、治療について十分納得のいく説明をしてくれる獣医師のところへ動物を連れて行くことです。獣医師との間に、しっかりとした信頼関係が築かれていなかった場合には、ペット・ロスからの回復が非常に難しくなることがあります。動物が亡くなった後で、獣医師や動物病院を責め続けたり、いつまでも自分自身を責めたり、後悔したりすることがないようにしなくてはなりません。時には、セカンドオピニオン、つまり、ほかの先生の意見を求めることも必要です。引用/鷲巣月美編『ペットその時あなたは』三省堂新版28ページ

ペット・ロス◎悲しみのステップ、ペットの死に遭遇した時の心境とは?

悲しみにはいくつかのステップがあります。もちろん、これは先ほども書いたように、動物との関係やその時の精神状態、その人の性格によっても違いますので、このとおりに立ち直らなかったら異常、ということではありません。ここでは一般的に皆さんがどのようにして悲しみから立ち直っていくかをお話いたいと思います。そして、今、悲しみの真っ只中にいる方には、必ず悲しみからは立ち直れるのだ、という参考にしていただければ、と思います。悲しみを乗り越えるために、そしてペットとの思い出を素晴らしいものにするために、この悲しみのステップを1つ1つ乗り越えることはとても大切です。引用/鷲巣月美編『ペットその時あなたは』三省堂新版85~86ページ

ペット・ロス◎悲しみのステップ、ペットの死に遭遇した時の心境とは?

【否定】ペットが突然死したとき、またはもう病気が治らないと宣告受けたとき、真っ先に私たちが発する言葉は、多くの場合『うそ!!』『まさか!!』です。うそだ、そんなはずはない。何かの間違いだ。もしかしたら夢かもしれない。この獣医師が言ううことが間違っているかもしれない。ほかの獣医師に見てもらえれば・・・。そんな否定の言葉が次から次えと浮かんでくるはずです。これは、私たちが大きな精神的ショックから、逃げようとするために起こる自己防衛反応です。この【否定】のステップから脱出するには時間が必要です。といってもほとんどの場合、何週間も何カ月もかかるわけではありません。早ければ何時間、何日の単位です。直視せざるをえない現実が続くと、ショックから逃げ切れないことを悟って、次のステップにいく場合が多いと思います。ですから、この【否定】のステップにいる当事者を見かけた周囲方は、無理やりすぐに事実を認めさそうとするのではなく、少し時間を与えてあげて下さい。自分で現実が続くことに納得できるまで、静かに見守ってあげるのがよいと思います。死に対する否定ではなく、診断に対する否定の場合は、事態をより早く理解あるいは納得するために、セカンドオピニオンを他の獣医師に求める方がよいこともあります。しかし、否定を続けてセカンドどころか3つも4つもと、あちこちの病院を転々とするのは、どれだけ繰り返しても解決につながりません。引用/鷲巣月美編『ペットその時あなたは』三省堂新版86~87ページ

ペット・ロス◎悲しみのステップ、ペットの死に遭遇した時の心境とは?

【交渉】このステップは不治の病を言い渡されたとき、また迫りくる死を宣告されたときによくあることです。交渉やお願いの相手は神様であることが多いと思いますが、その動物自身であることもあります。『神様、私の命と引き替えにこの子を助けてやって下さい』『もう、二度とほかの種類の猫にすればよかったなんて言いませんから、病気を治して下さい』『これからはおまえが大好きな缶詰しかあげないからがんばれ!』『もう、二度と散歩をさぼったりしないから』普段はあまり信仰心のない人も、この時には懸命に神様に祈ったりするものです。私も自分の愛犬ポチが、リンパ腫という病気でもう危ないと聞いたとき、いろいろなものを犠牲にして一生懸命祈ったのをよく覚えています。引用/鷲巣月美編『ペットその時あなたは』三省堂新版87ページ

ペット・ロス◎悲しみのステップ、ペットの死に遭遇した時の心境とは?

【怒り】『この獣医師がやぶ医者だから死んだんだ!』『もっと早く診断してくれれば治ったんじゃないか!?』『どうしてこんなに苦しんで死なせたんだ』『いつも可愛がってあげなかったからこんなことになってしまった』『不注意で目を離したから事故に遭った。俺が殺したようなものだ』『幸せにしてやれなかった。最低の飼い主だ』とにかく誰かが悪い、誰かのせいでこんなことになったと思い込む、それがこの『怒り』です。怒りの相手は獣医師であったり、家族であったり、自分自身であったりします。獣医師が怒りの的となるのは、死を宣告する張本人だからですし、あなたが動物の命を預けてる人なのですから仕方ありません。獣医師もこのような飼い主の怒りを買うこと、そしてほとんどの場合は、それが時間をおいて癒えていくことを、少なからず経験しているはずです。しかし、これは命を預けられた者として最もつらいことだということも、飼い主の皆さんにおわかりいただければありがたいと思います。私自身も人間の医者として多くの人の死に立ち会ってきましたが、その怒りを、患者さんや患者さんのご家族から向けられたときの気持ちは、生涯忘れることができません。自分に対する怒りは後悔となって残ることがあります。これは長く尾を引くことがあります。後悔があるために、いつまでも『私は二度と動物など飼う資格がない』『あの子のことは誰にも話したくない』と言う人がいます。とても残念なことです。1人でも多くの方に、死に対して後悔を残さないでほしいと思います。私事ですが、私が経験したいくつかのペットの死の中で、後悔に満ちた死と良い思い出になっている死があります。この経験については『後悔のある死、ない死』として章末に書きました。引用/鷲巣月美編『ペットその時あなたは』三省堂新版88~89ページ

愛猫の年代別変化★生後1ヵ月~1才未満の猫★

子猫は生まれてからわずか12ヶ月で成猫になります。適切なお世話をしながら、大人になるまでの〃育猫〃を楽しみましょう。生後1ヵ月迄は人間の約12倍の速度で成長して、そこからわずか1年で肉体的な成長はストップします。まだ成猫ほど免疫力が高くなく、警戒心や注意力が低いため、病気やケガをすることが少なくありません。普段から体の様子を注意深く観察しましょう。【年齢早見表】◎猫(1ヵ月)⇒人(1歳)◎猫(2ヶ月)⇒人(3歳)◎猫(3ヶ月)⇒人(5歳)◎猫(6ヶ月)⇒人(9歳)◎猫(9か月)⇒人(13歳)。とにかく好奇心旺盛で元気に走り回るので、落下や誤飲などに気を付けながら、安全な場所で遊ばせるようにしましょう!引用/『猫とずっと暮らす本』監修『猫の診療室モモ』谷口史奈先生、株式会社マジンボックス06~07ページ

愛猫の年代別変化★1~6才ごろの猫★

猫が青年から中年を迎える年代。個性も出てきて心身ともに充実した遊び盛りですが、このころからしっかりケアしましょう。猫は1才で肉体的な成長は止まり、成猫の体重になります。この時の体重をずっと維持させることが健康管理の重要なポイント。そしてこの年代からしっかりと歯磨きやブラッシング、ツメ切りや耳かきなどを習慣づけることが、愛猫のその後の健康につながっていくのです。【年齢早見表】◎猫(1歳)⇒人(17歳)◎猫(2歳)⇒人(23歳)◎猫(3歳)⇒人(28歳)◎猫(4歳)⇒人(32歳)◎猫(5歳)⇒人(36歳)◎猫(6歳)⇒人(40歳)。家の中に自分のテリトリーを作って、定期的に見回るようになります。猫にとって最も体力がある年代のため、室内飼いの場合はどうしても運動不足になりがちなので、家具の上に乗れるようにしたり、キャットタワーを設置するなどして、上下運動ができるようにしてあげましょう!引用/『猫とずっと暮らす本』監修『猫の診療室モモ』谷口史奈先生、株式会社マジンボックス08~09ページ

愛猫の年代別変化★7~10才ごろの猫★

まだ活動的ではあるものの、年齢を重ねるごとに衰えが目立ってくるので、これまで以上に健康維持に気をつけたい年代です。シニアと呼ばれる年代になっても、行動自体はまだ6才ごろと大差ありません。高いところに飛び乗ったり、オモチャで遊んだりと、若いころと変わらずアクティブに過ごす猫も少なくないようです。ただ、それでも運動量は少しずつ減ってきて、身体能力も徐々に衰えてきます。【年齢早見表】◎猫(7歳)⇒人(44歳)◎猫(8歳)⇒人(48歳)◎猫(9歳)⇒人(52歳)◎猫(10歳)⇒人(56歳)。目に見えて衰えていなくても、体の代謝が落ちるので、今まで通りの量のフードを与えていると肥満になってしまいます。それ以外でも、歯周病が進行して息が臭くなったりと、少しずつカラダにガタがきます。食事の管理はもちろんのこと、体型や排泄物なども入念にチェックしてください!引用/『猫とずっと暮らす本』監修『猫の診療室モモ』谷口史奈先生、株式会社マジンボックス10~11ページ

愛猫の年代別変化★11~14才ごろの猫★

本格的に老化が始まって、少しずつ落ち着いてきます。病気になる確率が高くなるので、早期発見を心掛けるようにしましょう。11才となれば、人間だと還暦越え。さすがにもう落ち着いてきて、お気に入りの場所から動かないで、周囲をジッと観察することが増えてきます。慎重さが目立つようになり、高いところ上るのを躊躇したり、以前は難なく飛び上がってからジャンプしたりと、闇雲な行動を取らないようになります。猫自身、肉体の衰えを感じて、あまり無理をしなくなってくるのです。【年齢早見表】◎猫(11歳)⇒人(60歳)◎猫(12歳)⇒人(64歳)◎猫(13歳)⇒人(68歳)◎猫(14歳)⇒人(72歳)。以前は丹念に舐めていた毛づくろいをササッと済ませるようになり、そのせいで被毛にツヤがなくなってパサパサに。汚れが目立ってきたら、飼い主がブラッシングしてあげましょう。そして、何か異常を発見したら、『もう年だから』で済まさず、すぐ動物病院に連れて行きましょう!引用/『猫とずっと暮らす本』監修『猫の診療室モモ』谷口史奈先生、株式会社マジンボックス12~13ページ